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TextCompareは2つのテキストファイルを比較し差部分をハイライト表示します。
特にプログラム・ソースを比較するのに適しています。
強制ペア行を設定する事により、モジュールの移動やモジュール名が変更されている場合でも、適切な比較処理が可能です。
開発中プログラム・ソースをバックアップ・ソースと比較して修正箇所の把握をする場合等に使用します。
開発中プログラム・ソース(新ソース)を基準に、バックアップ・ソース(旧ソース)に不足する部分を「挿入」、
新ソースに不足する部分を「削除」、一部の違いのあるペア行を「近似」としてそれぞれ色分けして表現します。
単純に行同士を比較して行くと不適切な行同士のペアが発生し混とんとした結果となる為、
本ツールでは独自(一般的かもしれませんが)のアルゴリズムを使用し対応しています。
また、プログラムの場合モジュール単位の移動やモジュール名の変更等が頻繁に行われますが、
そのケースでも本来一致する部分がペアとならず意味のない結果となってしまいます。
本ツールでは移動及び変更された行同士を手動でペア設定する事で対応できます。
(プログラム言語毎のモジュールブロックを意識すればよい話ですが、それは今後の課題とします)
java -jar TextCompare.jar 新ソースDir 旧ソースDir
新ソースDir : 新ソースのディレクトリー(省略可)
旧ソースDir : 旧ソースのディレクトリー(省略時新ソースディレクトリーと同じ)
NewFile(新ソース)及びOldFile(旧ソース)の参照ボタンによりそれぞれファイルを選択し、「実行」ボタンをクリックする。
①新ソース・ファイル設定 … 参照ボタンにてファイルを選択
②旧ソース・ファイル設定 … 参照ボタンにてファイルを選択
③実行ボタン … 新旧ソースを比較
④比較結果 … 比較結果サマリーを表示
挿入:旧ソースに不足行数
削除:新ソースに不足行数
近似:近い内容と判断された行数
一致:一致(*)した行数
*一致 … 連続するスペース・タブは無視して比較
⑤検索バー
左側の<ボタン … 新ソースに対し戻る方向にテキストを検索
左側の>ボタン … 新ソースに対し進む方向にテキストを検索
テキスト … 検索テキスト
右側の<ボタン … 旧ソースに対し戻る方向にテキストを検索
右側の>ボタン … 旧ソースに対し進む方向にテキストを検索
⑥比較結果表示形式選択タブ
対比 … テーブル形式でペア行を並列表示
ストレート … 原文のままテキスト表示(新旧片側のスクロール操作に反対側が連動)